2015年4月、合併症での失明の危機を宣告されます。
後がない状況の中で、レーザの凝固手術もインスリンの治療も行わず、「血糖自己測定」を3500回以上繰り返し、webアプリ「BSP血糖値プロファイラー」を使い、自分自身を見つめます。生活を変えるのは困難です。個人の問題だといわれがちな「生活習慣病」を社会の問題であり全ての人々の問題と捉えます。
そして、今とは違った生き方を提案します。
「糖尿病の主治医は患者」と言われますが、それは、「医師の指示を忠実に守る」ということではありません。 自分自身の処方箋は、自分自身の中にしかありません。
血糖自己測定を繰り返すことで「自分自身の処方箋」見つけた私は「幸運」です。
ネットには多くの類似のシステムはあります。医師が患者を採点するための物がほとんどです。 私は、「共に生きて、気遣い励まし合うことの出来るシステム」を目指しています。